2013.06.26

出穂したけどコナギが大繁殖 バンブーバレイも曲がり角

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たった10列の情けない田んぼも昨年、一昨年とほぼ同時期に出穂した。この様子だと7月アタマには全部出揃いそうだ。播種も田植えも去年と同じ頃だから当然と言えば当然だけど、気候次第では同じようにならない年もある。去年も今年も元肥は堆肥と鶏糞。あとカルテックCa粒状というミネラル肥料、ラクトバチルスという発酵促進材(去年の残り)というのも去年と同じ。違うのは、去年も苗作りに失敗して化成の苗を田植機で植えてもらったが、今年は苗作りは失敗したけど何とか10列だけ有機無農薬の苗で手植えしたこと。去年も4列だけ生き残った自家製の有機無農薬の苗を手植えしてあって、今年の種籾はそれから取ったので有機無農薬コシヒカリの苗の血統は引き継がれている。

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今年は中干しはしなかった。苗の分げつが良くなく茎数が確保できてなかったからだ。穂肥は去年と同じナタネ油かすペレットで去年よりも早めにやれたので今後の穂孕み具合は良いかもしれない。10列しかないので草取りも簡単だろうと油断して水管理を適当にしていたら、アッという間に雑草が増えたので田んぼ全体をトラクターで鋤き込んだ。その後、稲の部分にも雑草が目立ちだしたので1回目の草取りしたが、しばらくすると田んぼ全体にコナギが大繁殖。稲の間にも目立ち始めたので先週2回目の草取りをした。このまま花が咲いて種をつけると来年以降面倒なことになるので、花が咲く前になんとかしなければならない。
とまあ、10列しかないのにやることはやらなきゃいけない。今年で苗作りは4年目だけど満足できる苗ができたことはまだ1回もない。ここらでこのまま早期(4月田植え)で行くのか普通作(6月田植え)に切り替えるか考えなければならないけど、その前にここでの暮らし、人生自体の見直しもしなければならないのかもしれない。バンブーバレイはまたまた曲がり角に来ている。

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2013.05.23

1年11ヶ月ぶりの更新 今年の田んぼは情けない!

なんと1年11ヶ月ぶりの更新になってしまった。

どうしてこんなに長い間ブログが放置状態になってしまったのか。今から振り返ると、最後の更新の2011年6月以降は、原発事故によって拡散されてしまった放射性物質の影響、頻発する地震でさらなる事故が起こるのではないか、当時はみんなが不安に駆られて錯綜する情報をツイッターやFacebookに求めていたような気がする。原発事故報道で隠蔽された事実が次々と明らかになって、マスメディアの情報はとうに信用を失って、人々はツイッターなどの新たなメディアを通して情報の拡散、共有を図っていた。自分自身もブログでまったり農作業報告という気分じゃなかった。

とりわけ食品に関しては、原発事故周辺地域以外にも各地のキノコやタケノコからセシウムが検出され、一時宮崎産の新米からも検出されたという情報もあって、2011年は最後のブログにもあるように、ウチの2011年米は手刈り、ハザ掛け自然乾燥、電動脱穀機という手間をかけたけど、玄米ではなく久々に白米でいただいた。梅は全部捨ててタケノコも食べなかった。事故直前の2011年春先に仕込んだ椎茸のホダ木は2012年秋から出始め、あまりに美味しそうなので食べ始めて、食べきれなかったものは干し椎茸で保存している。タケノコも2012年から食べ始め、同じく干しタケノコでも保存している。梅は、事故以前の梅干しが大量にあったので作る予定がなかった。どうしようと思ってると、原発事故で阿蘇に避難している吉田ケンゴマンが無農薬の梅を探しているのをツイッターで知って、「宮崎だけどあるよー」とレスしたら取りに来て持っていってもらった。今年ももうすぐ取りにくる予定だ。

ブログを休んでいた2011年後半から2012年のバンブーバレイはざっとこういう感じだったが、2012年の米は、育苗が後半で失敗して、苗も田植えも度々お世話になっている若手の米農家さんに急遽お願いして、さらにコンバインで稲刈りまでおまかせ。なんか、どこかで気持ちが入らなくなっていたような気がする。収穫の半分は出荷してもらったけど、田植えや稲刈りの直接コスト的にもペイしてないし、代掻き、草取りなどの手間ひまを考えるとスーパーで買った方が全然安いし楽だ。そして、2013年今年の田んぼはこんな感じだ。

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なんと10列のみ! というなんとも情けない状況。こうなったのにはもちろん理由がある。育苗がまたしても中途半端に失敗。今年は自作の薄蒔き播種機もうまく出来て、出芽も前年に比べるとよく揃った。しかし、その後の生育が途中で不良(多分、原因は元肥なしで液肥による追肥のみに頼った事)。田植えまでには何とかなるだろうと思ったが、結果まともな苗は4分の1くらい。それも箱によってばらつきがあった。ということは、うまく行っても4分の1しかちゃんとした苗は植えられないという事だ。でも、蒔いた種は植えるしかない、と思って田植えの準備をしていたが、田植え直前に個人的な事情で今年は全部一人でやらなければならないことに・・。それでも時期がくれば田植えはしなければならない。こんな出来の悪い苗を労力をかけて全部植えても、しかも植えればその後の作業(草取り、稲刈り)もやらなきゃならない。うーん、よーく考えた結果、そうだ4分の1だけ植えればいいんだ!ウチの田んぼは約1反。4人家族で1年分、一人なら4分の1あれば足りる、という結論に達した。

まず、4分の1とはいえ田植え1週間前に田んぼ全体に発酵鶏糞とカルテックCa粒状を蒔いて(堆肥は前年末に鋤き込んである)トラクターで耕耘、その後田んぼに入水、荒代掻きをして田んぼの均平をとる。今年はまずまず平で、翌々日に植え代掻き。水が落ち着いた2日後ババ引きで植える場所の目印を30cm×30cmの筋で碁盤の目のように引く。そして、一番日当りが良く平らなあたりに植える範囲の目印をつける。次の日、苗を持って植え始めたが1回に持てる苗には限界があり、植えながら苗を選んでいるから頻繁に苗を取りに戻らなければならない。効率が悪い事甚だしい!普通に手植えをやる5分の1くらいの効率だ。片道で5列無理して植えたのだが、1日目は1回でダウン。体力というより気が遠くなってしまった。次の日気を取り直してもう1回やったけど、ここでましな苗箱は終わり。あー、これ以上植えても意味ないな、ということで10列で田植え終了!

10列は目標の4分の1の5分の1くらい。田んぼ全体の20分の1くらい。一人で食べる2ヶ月分くらいだろうか。ママゴトにも自己満足にもなってやしない。こんな田んぼ、ちゃんと農業をやってる人なら恥ずかしくて全部ひっくり返してしまうだろうな。でも、ここの集落のじいちゃんばあちゃん、ヤンマーの人も、「あれまー」と笑っている。人に言えない情けない体験はみんなそれぞれにあるみたいだ。

久しぶりのブログの更新は書く事もいっぱいあって長くなったなー。書けない事もいっぱいあったけど、田んぼのちゃんとした反省と展望は近日中にアップするつもりです!

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2011.06.30

去年とほぼ同じ時期に出穂。今年の米は玄米ではなく白米で!

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播種も田植えも去年より10日遅れ、しかし稲の出穂は去年とほぼ同じ時期。去年のブログでは7月6日に穂が出揃った、と書いてあるけど、今の様子だと7月初旬には出揃うはず。この分だと稲刈りも去年と同じ頃になるのかな。去年は8月18日にコンバインで稲刈りしてもらっている。お盆の時期と重なって人手が確保できなかったのと、手刈りは、稲刈り作業はもちろん、その後の作業が大変なのでコンバインでの収穫になった。ちなみに、田植えが遅れたのと、今年は梅雨入りが早くて中干しがちゃんとできなくて、穂肥も6月21日と遅れた。

今年は完全無農薬有機でやっているので(去年は半分は化成肥料だった)、できれば収穫も手刈り、乾燥はハザ掛けで自然乾燥、脱穀と行きたい。しかし、脱穀は脱穀機がなければできない。脱穀機は大豆やその他の穀類の脱穀にも使えるし、今後のことも考えると絶対に必要。足踏み式か電動モーターにするか考え中。それでも、稲刈りは鎌で手刈りしなければならない。最初の年、二人でやったけど4日間かかった。その後、ハザ掛けに干して乾燥するのだけど、ハザ掛け用の竹も切り出して組まなくてはならない。稲作は、田植えと稲刈りは人手が必要なんだよねー。


ここ宮崎では、福島の原発事故による放射線の値はさほど気にする程の値ではないけど、やはり玄米は胚芽や皮の部分に放射性物質を蓄積しやすいので、今年の米は玄米ではなくて白米で食べたほうがよさそうだ。一方で玄米は放射性物質の排出にもいいというけど、とりあえず体に取り込まない方がいいんじゃないかな。今のところ去年の米は玄米で食べているけど、今年の米は白米で、ということで。報道によると原発事故被災地域の農産物がかなり市場に出回っているらしい。汚染汚泥も肥料として流通してるという。魚とかもどうなんだろ?本当に大変な世の中になっているけど、自分の食べるものを自分のやり方で作れるというのは幸せなことなのかも。米以外にも、落花生、枝豆、にんじん、トマト、なす、ピーマン、さといも、ねぎ、唐辛子、ニラ、生姜、ゴーヤ、キュウリ、インゲン、サツマイモ、ゴマ、などなど。畑にはいろいろあるけど、畑の方の報告はまた近日中に!


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